「可愛い!」が歴史を変えた!?ヨーロッパに起きた奇跡!

  • 8月 14, 2019
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こんにちは!

あなたはどんなものに『カワイイ』を感じますか?

ぬいぐるみ、赤ちゃん、動物、アクセサリーなどなど、人それぞれいろんなものに『カワイイ』を感じることがあると思います。

一昔前にはキモカワイイなんて言葉も流行りましたし、最近大流行しているタピオカもおしゃれで可愛いことで大注目を集めるようになりました。

時には理解できないものも可愛いと言われたりしていますが、世の中の流行の多くは『カワイイ』がつくっていると言っていいのかもしれません。

更に言ってしまえば、カワイイの流行を生み出す女子高生こそ日本を回していると言っていいのかもしれませんね。

そう、可愛いには多くの人を巻き込み、夢中にさせる力があるんです!

そして、時には世界の行く末すら左右する力があると言ったら、あなたは信じますか?

『カワイイ』が国を動かした!?

1700年代のヨーロッパでは、日用品や雑貨、家具や髪形、服装、更には絵画や建築まで、ありとあらゆるジャンルにおいて貝殻や植物文様の曲線をイメージした繊細さと優美さが大流行しました。

このような美術表現はロココ様式と呼ばれます。

filmfoto/123RF.COM より

画像はロココ様式の建築です。

どことなく、美しさというよりも可愛らしさを感じますよね。

また、多くの人がヨーロッパのドレスと聞くとイメージするのも、このロココ様式のドレスではないでしょうか。

Wikimediaより

こうしたロココ様式の流行を発信したのが、ルイ15世の愛妾であるポンパドゥール夫人と、ルイ16世に嫁いだマリー・アントワネットです。

ちなみに、上のドレスの画像はポンパドゥール夫人その人です。

彼女たちこそ、ヨーロッパを席捲した『カワイイ!』の立役者!

言うなればロココ淑女なわけです!

ロココ淑女は一にも二にもブランドでの武装です!

ポンパドゥール夫人はセーヴル焼きと呼ばれる花瓶が特にお気に入りで、そんな彼女のお気に入りの色合いは「ポンパドゥール・ピンク」と名付けられたそうです。

そして、彼女たちは『カワイイ!』を全身で表現します。

時には自分たちでドレスや髪型をデザインし、更にはその姿を絵画として残すためにお抱え肖像画家を何人も雇っていたといいます。

マリー・アントワネットにいたっては、オシャレのために頭の上に軍艦を乗せたそうです。オシャレとは一体……。

可愛いのためには命すら削ることを厭わないとでも言わんばかりのその姿は、インスタ映えのためには山越え谷越えな現代の人たちと似ているかもしれませんね!

  そんな彼女たちの姿に憧れ、世の人々はロココ様式に熱中していったわけです。まさに18世紀はカワイイが築いた一時代と言えるでしょう。

『カワイイ』が歴史を動かした!?

このように、18世紀のヨーロッパではロココ様式が大流行し、その勢いはなんと政治の世界にまで及んでいったのです!

 

当時、フランスはオーストリアに対して250年もの間『反オーストリア外交』を行っていました。(正確には、反ハプスブルク外交と言います。)

そんな折、フランス国王の愛妾であるポンパドゥール夫人が、オーストリア女帝のマリア・テレジアロココ淑女同士という共通点から友好関係を築きました

彼女たちはその友好を示す為、互いに贈り物をしたと言われています。ポンパドゥール夫人からはロココ様式の燭台を、マリア・テレジアからはその返礼として夫人の肖像がを贈ったそうです。

この出来事は外交革命と呼ばれ、このすぐ後にフランスとオーストリア(ハプスブルク家)は友好同盟を築くまでに至るのです。

 

趣味が合うというのは大事なことですね。

この出来事があったからこそ、のちにマリア・テレジアの娘であるマリー・アントワネットがフランスに嫁ぎ、フランスが近代国家への道を歩み始めるきっかけとなったフランス革命戦争が起こるのです。

 

まさに、18世紀は『カワイイ』に命をかけたロココ淑女が世界史を仕切った時代と言っても過言ではありません。

カワイイは間違いなく、世界の歴史を大きく動かしたのです!

 

おわりに

いつも何気なく使っている言葉が実は歴史を大きく動かしていたなんて驚きですよね。

しかし、その根底にあるのは好きなものへの熱く大きな想いだったのではないでしょうか。

いつの時代も、世界を動かすのは強い想いを持った人間です。

今ではフリーランスやyoutuberなど、好きなもので生きていくという生き方が普及しつつあるように感じます。

これからの世界をより良いものにしていくのは、そんな好きなものにひたむきに向き合っている人なのだと、私は思います。

例えそれが周りの人からしたら取るに足りないものであったり、反感を買うものであったとしても、胸を張って自分の気持ちを伝え続けることで最後にはきっと笑うことができるのではないでしょうか。

それでは、今日はこのあたりで!

最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

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