日本人が読む「空気」って何?そのとんでもない正体とは!?

スポンサーリンク

空気を読む日本人

 

あの人は空気が読めない

これは日本人が言われると傷つく言葉トップ10に入る言葉でしょう。

空気を読める読めないは感受性や洞察力に左右されるため、本人の意思とは無関係にそう思われるなんて場合もあるでしょう。

読めないもんは読めないんだよ!しょうがないじゃん!!

と思っても、日本ではどこに行っても「空気」が重要視されるのが現実。空気を読みたがる・読ませたがるのは日本人の習性といってもいいのではないでしょうか。

この空気を読むことを日本人はとにかく重要視しますが、実はこの習性には日本人の特徴と弱点がこれでもかと言わんばかりに表れているんです!

今回はそんな空気を読む日本人について見ていきましょう!

スポンサーリンク

「空気」は日本の運命すら左右する?

そもそもの話として、日本人が読む「空気」とは一体何なのでしょうか。そこから見ていきましょう。

まず、空気とは想像以上に強い力を持ったものです。

よく聞くフレーズとして、「その場の空気も知らずに好き勝手を言うな!」、「空気を読めばあの後どうなるかくらいわかるだろ!?」なんてものがありますよね。

ここからわかるのは、日本人は至る所で最終的な意思決定者を「」ではなく「空気」だと言っているのです。  

この「空気」のせいで、日本は歴史上何度も悲惨な目にあってきました。そして、その最も代表的な例は戦艦大和の出撃だと思います。

ご存知の通り、日本一有名であろう戦艦大和は戦争で撃沈されてしまうのですが、その時の出撃も「空気」で決まったんです!

大和が撃沈された第二次世界大戦時、日本はありとあらゆる資材を投げうってでも戦争に勝利しようとしていました。

後に行われる神風特攻などはその典型でしょう。未来のある若者に死を前提とした自爆攻撃をさせてでも、当時のわが国は戦争に勝利しようとしたのです。

とにかく、戦争に勝てるのであればどんな手段でも厭わない、それが当時の日本の「空気」だったわけです。

そして話は戦艦大和に戻ります。当時の軍令部長・小沢治三郎中将のこんな発言の記録が残っています。 

全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う。

 

要約すれば、「空気的に大和出撃させるしかないっしょ!」というノリですね。

戦争が進み、物量の差やそこから生まれる戦略の差を感じ取った当時の有識者からは、敗戦が濃厚な戦に戦艦大和を出撃させるべきではないというデータが提示されたに違いありません。

しかし、出撃賛成派はそんな意見は一切無視して出撃の判断を取ったのです!

そう、国の存亡がかかった状況においても、日本人はデータや数値よりも「空気」を取るようです。そんな曖昧なものに国の命運を預けていたというのは驚きですね。

スポンサーリンク

「空気」って何?

では、これほどに強い力を持った「空気」とは一体何なのでしょうか。

結論から書いてしまえば、対象への分析を拒否する心的態度、と言えるでしょう。  

これだけだとどういう意味かわかりにくいかもしれませんが、要は対象に感情移入したり盲目的に信仰することで、それが実際にできるかどうかを理性的に考えることができなくなっている状態です。

例えば、仏像をただの鉄の塊だなんて仏教徒の前で言えば怒られるでしょう。仏教徒が怒った理由は、仏教徒はその鉄の塊が人間を救うものだと信仰しているからです。  

このように、日本人は一度それが正しいと思いこむと、物事を対比的に考えることができなくなり、特定の対象を過剰信仰するという状況に陥りやすいのです。

この背景として日本が多神教国家であることが挙げられますが、その話は長くなるのでまたの機会にしましょう。

このように、日本人の「空気を読む」という行為は、美徳であると同時に日本人の弱点でもあるんですね。  

 

日本人が弱点を克服するには

 

では、このような日本人の弱点ともいえるところはどのようにして克服するべきなのでしょうか。

それは、「水を差す」ことです。

第二次世界大戦では、日本の負けは濃厚でした。故に、負け戦に資材や国民の命をつぎ込まないように戦争を止めようとした人こそ、英雄と呼ばれるべきです。そうした英雄たちは、勇敢にも当時の戦争イケイケな空気に「水を差した」人なわけです。

つまり、空気を読まずに事実を突きつけること。更に言えば、事実を伝えることで別の空気を作り上げて対抗すること、これこそが「空気を読む」日本人の弱点を克服する道だと言えるでしょう。 

自分と相手がどのような考え方に傾倒しているのかを客観的に考え、一つの空気だけを良しとするのではなく、空気を「相対化」する能力こそが今の日本人に求められているのかもしれませんね。

 

いろんな考え方があることを理解し、「空気」を絶対に正しいものだとせず、違うと思ったら適度に「水を差す」ことを心がけて、今日も一日元気にやっていきましょう!

 

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!
>TanagoClub

TanagoClub

あなたの心に新しい価値観を。価値観が変われば視野が広がる。視野が広がれば考え方が変わる。考え方が変われば人生が変わる。