メンタルがやられる本当の理由と対処法 ~ゆるく生きる為に~

  • 9月 9, 2019
  • 9月 23, 2019
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日々会社で勤める中で、精神的にまいってしまっていると感じたことはありませんか?あるいは、そういう人が身近にいたりしますか?

端から見ると体調は悪くなさそうなのに、ある日突然体調を崩してリタイアするという社会人は少なくありません。

しかし、なんとも恐ろしいのはこの「メンタルがやられる」という現象にはまるで共通点がないというところです。

例えば、人間関係がうまくいかないという人だけに起これば解決はそう難しくないでしょう。部署の人間関係について悩みを相談する窓口を作る、異動を考える、新しいプロジェクトに参加させるなど、同じ人間とずっと関わる時間を短くすることで多少の解決はできると思います。

しかし、メンタルがやられたという人の中には職場内での人間関係が良好そうな人もたくさんいます。

今回は、なぜ多くの人のメンタルがやられてしまうのかをテーマに、現代社会で多くの人が「感情」を苦しめられている現状を考えていきましょう。

メンタルがやられる原因

まず、メンタルがやられる人が現代社会で増えている原因について見ていきましょう。

一言で言ってしまえば、その原因は「感情労働の増加」です。

社会における労働環境の変化に伴い、「肉体労働」に対しての「感情労働の割合が一気に増加したんです。つまり、昔に比べると今の人は賃金を得るために肉体よりも感情を酷使する社会になったのです。  

この「感情労働」とは一体何なのでしょうか。それは、「自分の在り方に関わる労働」と言えます。

本来、「感情」とは人それぞれが自分の内で感じるものです。しかし、現代において会社が個人の物事の感じ方や考え方を規則で設定するようになりました。  

例えば、あなたが高齢者に投資信託の営業を行う仕事をしていたとします。

あなたは、「例え時間をかけてでもその人に最も合った保険を勧めたい」と考えているとしましょう。

すると、例え初来店した人といきなり契約を取れなかったとしても何とも思わないでしょう。むしろ、ちゃんと自分で考える時間を作ってくれたと安堵すらするかもしれません。

しかし、会社が「一つでも多くの契約を取る!」ということをモットーとしていればどうでしょう?たとえあなたが内面で何と思っていようと、時間をかけて説明をしたのに契約を取れないということは望ましくないことになってしまいます。上司から小言を言われる可能性だってあります。

自分のものであるはずの感情や考え方が、会社の経営層や規則に縛られてしまうことで、「本来の自分」は内に隠れてしまい、表面的には演技を行うようになります。

上の例で言うならば、契約を取れずとも内心は何とも思っていないにも関わらず、上司に報告するときは猛省しているという内容を伝えなければならないということです。  

このように、経営者によってどのような自分を演じるかを定められる労働のことを「感情労働」と言います。

この「感情労働」こそ、メンタルを袋叩きにしている原因そのものなのです!

  

  

「感情労働」を続けると……

この「感情労働」を続けると、人はメンタルがやられます。

仕事で演技を行うことは、演劇で演技を行うこと比べて大きな違いがあります。

それが、演技終了の合図があるかどうか。劇場であれば幕が下りれば演技は終了するし、元の自分が戻ってきて肩の重荷を下ろせます。

しかし、日常生活で行われる演技には終了の合図などありません。「会社を出たら終わりじゃん」と思うかもしれませんが、会社に長くいればいるほど、つまり演技を続けるほどに表面的に演技を行う自分と本当の自分の境目は認識しづらいものとなっていきます。

会社における上司の期待に応えようと、ますます感情を捻じ曲げてしまうからですね。

もちろん、生涯を通して自分を完全にだましきれる自信があるのであれば心配はないかもしれません。しかし、現代においてメンタルがやられ、精神に支障をきたす人は間違いなく感情の歪みが発生しています。    

本当の自分を見失ってしまう危険性が感情労働には潜んでいるのです。  

感情をコントロールできると聞くと、それは一般的には「良いこと」とされますよね。しかし、コントロールしているつもりになっているだけで、その裏では心を殺し、自分を隠し、大切なものを少しずつ失っているのではないでしょうか。

   

おわりに

人は、苦痛なことを長く続けることはなかなかできません。

なぜなら、それらの行為全てを無駄だと思ってしまうからです。私たちは、無駄な行為を行い続けることに耐えられません。

例えば、今ここで穴を掘ってそれを埋める、それを繰り返すことがあなたの仕事だと言われれば、あなたは生きる希望を失うでしょう。

全ての学問は哲学から生まれました。それは全て、豊かに生きることを求めたからです。どのように自分の人生を全うするかを考えなければ、仕事をすることも、料理をすることも、人を愛することすら無意味です。

あなたはどうですか?日々の営みに意味を見いだせていますか?知らない間に穴を掘らされ、埋めさせられていませんか? 

考えて下さい。
疑問をうやむやにしないで下さい。
気持ちをしっかりと言葉に乗せて下さい。
声が上がったら耳を傾けて下さい。

メンタルがやられそうになったら、一度自分の気持ちと向き合うことから始めましょう。自分に正直になるところから豊かな人生は始まるのかもしれません。

それでは、今日はこのあたりで!

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